なぜ「夜の梅」なのか。

れんの羊羹の中でも一目置かれている「夜の梅」。

 

なぜ「夜の梅」と菓銘されているかご存知でしょうか。

 

 

皆さんも学生の頃『古今和歌集』を学んだかと思われます。

その古今和歌集に、春の夜、梅の花を詠んだ歌があります。

 

 

「春の夜の闇はあやなし梅の花色こそ見えね香やは隠るる」

 

語訳

春の夜の闇は無意味だ。 梅の花の色が見えなくなってしまうが、

その素晴らしい香りだけは隠れようもない。

 

 

 

「夜の梅」は、切り口の小豆を夜の闇に咲く梅に見立てて、この菓銘がつけられました。

 

当店自慢の煉羊羹の中に、蜜漬けして大納言を吹き込んだ上品で美しい羊羹です。

 

 

 

 

 

 

 

 

れんの羊羹では、羊羹ブランド200年羊羹を販売しています。

今回紹介させていただきました、「夜の梅」意外にも「煉羊羹」や「抹茶羊羹」も

販売しています。詳しくは商品一覧から、ご確認いただけます。

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