2021.10.22
なぜ「夜の梅」なのか。
れんの羊羹の中でも一目置かれている「夜の梅」。
なぜ「夜の梅」と菓銘されているかご存知でしょうか。
皆さんも学生の頃『古今和歌集』を学んだかと思われます。
その古今和歌集に、春の夜、梅の花を詠んだ歌があります。
「春の夜の闇はあやなし梅の花色こそ見えね香やは隠るる」
語訳
春の夜の闇は無意味だ。 梅の花の色が見えなくなってしまうが、
その素晴らしい香りだけは隠れようもない。
「夜の梅」は、切り口の小豆を夜の闇に咲く梅に見立てて、この菓銘がつけられました。
当店自慢の煉羊羹の中に、蜜漬けして大納言を吹き込んだ上品で美しい羊羹です。
れんの羊羹では、羊羹ブランド200年羊羹を販売しています。
今回紹介させていただきました、「夜の梅」意外にも「煉羊羹」や「抹茶羊羹」も
販売しています。詳しくは商品一覧から、ご確認いただけます。